こんにちは!ブログ運営者のやまたくです。
うだるような暑さが続き、長崎県北部もすっかり夏本番に突入しました。毎日エアコンが手放せない!というご家庭も多いのではないでしょうか?
「夏は電気代が跳ね上がるから怖い…」
「エアコンつけっぱなしだと、太陽光があっても意味ない?」
そんな不安を抱えるのは当然ですよね。
そこで今回は、7月6日~7月12日の1週間の電力データを大公開!
夏の電力消費の「主犯格」であるエアコンの使用状況を深掘りしつつ、我が家の太陽光発電とAI搭載蓄電池が、どこまで電気代高騰を防いでくれたのか、リアルな数字でお伝えします。
我が家の「夏モード」省エネ・創エネチーム
夏の電力消費を乗り切るための、我が家の頼れるメンバー構成です。
- 地域: 長崎県北部
- 住宅: 一戸建て(オール電化、高気密高断熱)
- 電力プラン: 九州電力 電化でナイトプラン(夜間電力が安い!)
- 太陽光発電: ハンファQセルズ(5.6kW) – 夏の強い日差しを電力に!
- 蓄電池: 長州産業 スマートPVマルチ(12.7kWh) – AIが夏の冷房需要を予測・最適制御!
- エコキュート: 三菱電機 DAIAHOT (SRT-WT465) お天気リンクEZ機能付き(460L) – 太陽光連携で昼間に効率的沸き上げ!
- 家族構成: 4人家族(大人2人、子供2人)
1週間の電力データ【7月6日~7月12日】
まずは1週間の全体の電力データと、その内訳を見ていきましょう。
1週間の電力データグラフ(kWh)

自給率・蓄電池使用率・電力購入率の推移(日別)

週平均の電力データ内訳

電力データ内訳(円グラフ)

詳細な数値データ


**平均自給率は96.0%、電力購入率は22.7%**と、夏本番でも非常に高い電力自給率を維持できています!
【犯人解明!】夏の電力消費、誰が一番電気を使ってる?
では、一体何に電気を最も使っているのか?Panasonicのモニターで、回路ごとの電力消費の内訳を見てみましょう!
回路ごとの使用電力量(日別)







データから分かること
やはり、電力消費の最大の「犯人」はエアコンです!
日々の消費電力の約40%~50%近くを、洋室1のエアコンとリビングのエアコンだけで占めています。特に暑い日は、他の部屋のエアコンも加わり、エアコン全体の消費割合はさらに高まります。
【考察】エアコンをフル活用しても電気代を抑えられる理由
1.日中のエアコンは太陽光発電で!
日中の最も暑い時間帯に稼働するエアコンの電力は、ハンファQセルズの太陽光パネルが力強く発電した電気で直接まかなわれています。これにより、最も電気代が高い日中に、高価な電気を買わずにエアコンを使えているのが大きなポイントです。
2.AI蓄電池が「夜間エアコン」をカバー!
問題は夜間です。寝苦しい夜もエアコンは必須ですが、その電力は長州産業のAI蓄電池が賢く供給してくれます。AIは日中の余剰電力や、料金の安い夜間電力(電化でナイトプラン)を効率よく充電し、夜間のエアコン稼働に必要な電力を供給。これにより、夜間の高い電気代を気にせずエアコンを使えています。
3.高気密高断熱住宅の「省エネ土台」
そもそも我が家はC値0.1、UA値0.48という高い住宅性能を持っています。一度冷やした空気が外に逃げにくく、エアコンが設定温度に達した後は消費電力を抑えて運転してくれます。これが、根本的な電力消費を抑える土台となっています。
4.エコキュートの貢献
三菱電機の「お天気リンクEZ」が、太陽光発電の余剰電力を利用して効率的にお湯を沸かすことで、夜間の電力消費をさらに減らしています。
まとめ:夏でも快適!電力自給システムでエアコン代の不安解消!
今回の1週間の電力データ分析から、夏の本格的なエアコンシーズンにおいても、太陽光発電、AI搭載蓄電池、エコキュート、そして高気密高断熱住宅というシステム全体が連携することで、電気代の不安を大きく解消できることが証明されました。
「エアコンを我慢する夏」ではなく、「快適にエアコンを使う夏」が、このシステムがあれば実現可能です。
電力データは嘘をつきません。私たちの実例が、あなたの夏の電気代対策や、未来の家づくりの参考になれば幸いです。